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BLOG2021.05.27
コーポレートサイトをリニューアルするための簡単解説 5ステップ
この記事ではコーポレートサイトとは何か、制作やリニューアル時に必要な5つのステップを解説していきます。
コーポレートサイトとは
企業自身の公式ウェブサイトになります。顧客や取引先、協力企業、投資家、採用希望者との円滑なコミュニケーションを行うために設けられるサイトです。
ロゴやブランド名、キャッチコピー、コーポレートカラーを配することで、ブランドイメージの確立に繋げることもできます。
また、宣伝や広告といったマーケティング用の重要なツールの1つでもあります。コーポレートサイトをリニューアルするための
簡単解説5ステップ1.目的を明確にする
2.要件設定・構成を決める。
3.デザインを決める
4.制作を行う
5.運用開始1.目的を明確にする
初めに目的を明確にしましょう。
会社の現状分析を行い、経営課題、顧客状況、競合他社の動向、訴求方法など
自社の課題について整理することで、目的が明確になります。
目的がはっきりしていないと、リニューアルしただけで目的が達成できていないという結果になってしまいます。サイトリニューアルのポイント:現状分析
アクセス状況を調べる
自社コーポレートサイトの状況を把握する上で、分析ツールを使うのが有効的です。
Googleアナリティクスを活用すると、サイトのページごとに、アクセス数やユーザー属性など、サイト訪問者の動向や傾向が分析できます。
また、GoogleSearchConsoleを使うことで、どの検索ワードでコーポレートサイトへ訪れたのか、検索結果にどのように表示されているかなど、改善点を明確にできます。顧客状況をしらべる
サイトをリニューアルする際には、どのようなユーザーがサイトに訪問しているのかを把握しておくことも大切です。
実際サイトをみて判断するのは、サイトに訪問したユーザーです。ユーザー視点に立つためにも、現状のユーザーがどのようなコンテンツに興味があるかなどリサーチしましょう。
また今後、訴求によってサイトに訪問するユーザーに対しても同様にリサーチが必要です。このようにサイトに訪問するユーザーを想定することを「ペルソナの設定」と言います。競合他社との比較
競合他社のサイト構成や、コンテンツを見ることも重要です。コンテンツの充実度やサイトの見やすさ、デザインなどを、自社と比較しましょう。自社サイトの課題や、問題点をクリアしている項目があれば、取り入れてみるのもよい方法です。そのうえで差別化を図ったり、競合サイトが満たしていないユーザーのニーズをくみ取ったりするなどの工夫をします。
訴求方法
リニューアルの目的が、売り上げや問い合わせを増やす場合は、リニューアルしただけでは、目的達成となりません。
せっかくリニューアルしてもアクセスしてもらえなければ反響にはつながりません。そのため訴求方法についてもあらかじめ検討しておきましょう。2.構成を決める
コーポレートサイトにどのような、内容を盛り込むかを決めます。
分析した内容を踏まえ、デザイン・コンテンツ(記事・画像・動画・ブログ記事・実績紹介)など・問い合わせ方法・将来的にコンテンツ(ブログ・実績紹介など)追加の必要性があるかなど、必要な機能・コンテンツをまとめます。コンテンツ選定
ユーザーにとって最も重要なのはコンテンツです。サイトに訪れたユーザーのニーズに応えられるようリサーチした内容をもとに充実させましょう。
ただし、情報を見つけやすくするためにコンテンツに優先順位をつけ、コンテンツ量を調整することも必要です。サイトマップ
サイトの設計段階では、サイト全体の構成をまとめた「サイトマップ」を作成します。
サイトが複雑にならないように、選定したコンテンツを整理し、必要な内容が漏れないよう、サイトの全体の構成を検討しましょう。ワイヤーフレームの作成
タイトル・記事本文・広告など、各ページの配置構成を示す、ワイヤーフレームも必要です。ワイヤーフレームは、閲覧者の見やすさやデザイン性、広告の訴求力などを考えて決めます。
3.デザインを決める
実際にサイトに訪れるユーザーを想定して、どのような印象を与えたいかにより、
カラー、フォント、文字サイズ、行間、画像の選定、動画やアニメーションを利用するかわかりやすさを重視するか、ブランディングを重視するかなど決めていきます。デザインを決める上で、大切なポイントは、こちらの2点です。
・目的に合ったデザインになっているか
・ユーザーにとって使いやすいデザインになっているか
何を重視するかによってデザインの方向性は大きく変わります。企業の目的とユーザー視点をもとに決めることが重要です。4.制作を行う
目的、要件設定・構成、デザインが決まれば実際制作に取り掛かります。
あらかじめ決めた内容をもとにコーポレートサイトのリニューアルを行います。制作時の注意点
制作業者を変更する場合
サイト制作を外注している場合、コーポレートサイトのソースコードや画像・動画、テキストなどの著作権を確認しましょう。
権利や使用期限があり、自社や他の業者が引き継げないケースがあるからです。
また、サーバー、ドメインについての管理を任せている場合も同様に、旧制作業者に事前に確認することでトラブルを回避できます。5.運用開始
コーポレートサイトリニューアル完了後には、最終確認を行います。
コンテンツが反映されているか、リンクが正しいか、誤字・脱字がないか、レスポンシブ対応の場合は、スマートフォン、タブレットなどパソコン以外の端末での確認などを行います。
その後担当者を決め、定期的に更新(新着情報・実績情報など)を行うようにしましょう。
誰が何をするのか、どのくらいの頻度で更新するかなど、運用体制についても整備しておくことが大事です。公開後の運用時に注意すべきポイント
効果測定
リニューアルの目的が、どの程度まで達成できているかを定量的に分析します。具体的には、Googleアナリティクスを用いて、コーポレートサイトへのアクセス数や資料のダウンロード数を調べます。また、検索順位チェックツールGRCで、SEOをおこなった検索キーワードの検索順位を確認します
ソーシャルメディアの活用
Facebook、Twitter、Instagramなどの自社アカウントで、商品・サービスの紹介やコンテンツ内の情報、キャンペーン情報などを配信することは、コーポレートサイトへのアクセス数を向上させるのに重要です。SNSの拡散力を活用することは、想定以上の効果も期待できます。
プレスリリースの出稿
コーポレートサイトのリニューアルを、広く知らせることも重要です。リニューアル直後は、実店舗のリニューアルオープン直後と同様、話題になりやすいため、成果に繋げやすいタイミングです。サイトリニューアルの目的、今後の展望などをしっかりとアピールしましょう。
定期的に更新をする
自社のファンや定期閲覧者を増やすためには、コンテンツを追加し続けることが必要です。また、更新間隔が空きすぎると情報の信頼性が落ち、サイト全体の活気がなくなります。新商品やサービスの発表、メディア掲載情報、長期休暇のお知らせなどを、頻繁に更新しましょう。
まとめ
コーポレートサイトのリニューアルを行うためには、目的設定を明確にすることから、始めることが大事です。
自社の状況や課題が明確になれば、構成やデザインが決まります。
また、委託業者に依頼する際にも具体的な制作依頼書があれば、目的に沿った提案を受けることができますので、制作に取り掛かるまえに事前準備をしっかり行うことが、リニューアル成功につながります。
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